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デイビッド・ローソン 前 駐大阪オーストラリア総領事 メッセージ
広島日豪協会の皆様、新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては健やかに初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。そして、この2021年、日本が国際社会を盛り上げていく年となることを確信しております。
早いもので、大阪のオーストラリア総領事に着任してから4年という月日が経ち、昨年12月28日をもちまして、無事任期を終えることができました。在任中は大変お世話になり、改めまして心より、深く御礼申し上げます。
初めて西日本に住むことができた喜びはとても大きく、長年望んでいた夢が叶いました。広島をはじめ西日本の方々は、皆表現や表情が豊かで心がよく伝わってきますので、楽しい交流の思い出を作ることができました。
皆様ご存じのとおり、現在オーストラリアと日本は両国の首相が変わっても、政治、経済および安全保障の観点からも、かつてないほど緊密な関係にあり、市民レベルでもここ4 年の間に日豪関係への関心が高まってきているように思います。これもひとえに広島日豪協会の永野会長と会員の皆様の熱意と心強いサポートの賜物と感謝しております。今後もあらゆる面で、日豪の関係はますます拡大していき、より一層両国が支え合う時代になっていくと思います。
まだやり残したことがたくさんあり、4年という期間はあまりにも短すぎると思うばかりですが、皆様とのおつき合いを通じて、少しでもオーストラリアとの関係が新たに築かれ、またオーストラリアを身近に感じていただけたのであれば幸いです。
帰国後はシドニーを拠点とし、引き続き貿易投資促進の業務に就きます。任期中の楽しかった広島日豪協会のイベントの思い出を荷物と一緒に持ち帰り、今後も大切にしてまいります。
今後一日も早くまた国境が開き、両国の観光客が双方向に自由に旅行ができるようになった暁には、ぜひシドニーにお立ち寄りください。皆様との再会を心より楽しみにしております。
2021年が会員およびそのご家族の皆様にとって健康で、幸せに満ちた発展の年となりますよう、シドニーよりお祈りしております。