広島日豪協会

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広島日豪協会の皆様、はじめまして

~駐大阪オーストラリア総領事 トレバー・ホロウェイ~

私はクイーンズランド出身で、1990年大学1年生の時にJASEF (日豪学生交換連盟)プログラムにて初めて来日し6週間程滞在しました。当時、初めて広島市に足を運び、お好み焼きを2枚食べた記憶があります。その後大学3年生の時に慶応義塾大学で1年間の交換留学、JETプログラムでは川崎市役所で2年間勤務し、さらに多くの素晴らしい体験ができました。今となっては忘れられない良い思い出です。

大学卒業後は、外務貿易省にて様々な職務につきました。特に中国では9年程務めた後、キャンベラで豪日関係の責任者を務めました。その後は在日オーストラリア大使館にて資源・エネルギー・イノベーション・宇宙などの分野において豪日関係を担当し、2020年12月に駐大阪オーストラリア総領事として着任いたしました。

早いもので、関西で暮らし始めてもう1年以上が経ちました。これまで東京で長年暮らしてきましたが、関西に住むのは初めてですので大阪をはじめ西日本地域への理解をより一層深めていけることを楽しみにしております。

これまで和歌山の紀伊半島や淡路島、昨年末には琵琶湖周辺の散策を楽しみました。また、広島の宮島へも家族で訪れる事が出来ました。今後も定期的に広島を訪れる機会がありますことを楽しみにしております。特に広島名産の牡蠣などの食文化を楽しんだり、 広島カープの観戦が叶う事も願っております。

言うまでもないかもしれませんが、日豪関係はかつてないほど幅広い分野で強化され、経済的な補完性が非常に高くなりました。特にクリーン・エネルギーの投資、供給関係が発展し、両国の脱炭素の動きに多いに貢献しております。

さて、皆様、ご存じだとは思いますが2021年12月15日からようやくオーストラリア政府が日本人渡航者の受け入れを再開いたしました。オーストラリアへの入国措置が緩和され、新型コロナウィルスのワクチン接種完了者を対象に、西オーストラリア州を除く全ての州、地域への渡航が可能となりました。しかしながら、新たな変異株「オミクロン株」の発生を受け状況は刻一刻と変化しております。渡豪の際には関係機関のウェブサイトやニュースをご確認ください。

新型コロナウィルス感染症が未だに猛威をふるっておりますので、残念ながらまだ皆様にお目にかかることができておりませんが、落ち着いた暁にはできる限り早い段階で、広島日豪協会の皆様とお会いできる機会を心より楽しみにしております。また、日豪関係強化及び日豪両国の親善と発展に貢献していけるよう全力で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。