広島日豪協会

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密着 総会を前に精力的な活動!~ホロウェイ総領事来広~

トレバー・ホロウェイ総領事は6月30日、広島日豪協会総会の出席に先立って、ジョシュア・カバージュ商務官とともに、広島県の湯崎英彦知事を表敬訪問し、経済面や教育面など、広島県とオーストラリアの協力関係を今後も強めていこうと呼びかけました。 湯崎知事との懇談の中でホロウェイ総領事は、クリーンエネルギ―の投資、供給関係について興味を示し、湯崎知事が石炭火力発電の効率化を目指す、大崎クールジェンプロジェクトについて紹介しました。また、今年、オーストラリアの留学生が広島叡智学園に入学したことが伝えられると、ホロウェイ総領事は、「日本に興味を持っているオーストラリア人は多いので、教育と観光ともこれまで以上に関わりを深くしていきたい」との考えを示しました。

湯崎知事との意見交換を終えた後、ホロウェイ総領事はおりづるタワーを訪問しました。広島日豪協会の会員でもある金平京子館長の案内のもと、広島が原爆投下から復興していく歴史などを学び、平和記念公園、原爆ドームを臨む屋上階から広島の街並みを感慨深く見つめていました。また、ホロウェイ総領事へのサプライズとして、前日におりづるタワーに到着したばかりの「広島大仏」が一般公開を前にお披露目されました。広島の戦後復興を見守っていた「広島大仏」は、約半世紀にわたり行方が分からなくなっていましたが、2011年に奈良県で発見され、この度里帰りプロジェクトとして、おりづるタワーで出開帳されることとなりました。

おりづるタワーの見学を終えたホロウェイ総領事は、「来年、オーストラリアの首相が広島を訪問したいと言っているので、ぜひこういった場所にも訪れてほしい」と述べました。