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3年ぶりの開催 オーストラリア・デーを祝う会
広島日豪協会の「オーストラリア・デーを祝う会」が、ANAクラウンプラザホテル広島で開かれました。コロナ禍で中止が続き3年ぶりの開催となりましたが、会員・同伴者など総勢71名が出席。久々の開催に、会場は賑やかな雰囲気に包まれていました。
初めに永野正雄会長が挨拶し、「久しぶりにオーストラリア・デーを祝う会が開催できて、安心している。5月に新型コロナウイルスが『5類』に移行し行動制限もなくなるため、協会の活動も活発化できるのではないか」と期待感を示しました。また、昨今の日豪関係にも触れ、「昨年10月に岸田首相がオーストラリアのパースでアルバニージー首相と日豪首脳会談を行い、安全保障や資源の安定供給をお願いするなど日本とオーストラリアの関係はますます緊密化している。協会としても、活動を通して日豪の関係性を深めていきたい」と述べました。
続いて挨拶に立ったトレバー・ホロウェイ駐大阪オーストラリア総領事は、「オーストラリア・デーは歴史を未来に伝え、再確認するオーストラリアの建国記念日であり、私達にとっては日豪関係の親交を深めるのに良い機会だ。ご出席の皆さんお一人お一人が、様々な形で日豪関係を支えてくださっていることに大変感謝している」と述べ、オーストラリアのビール『クーパーズ』で元気よく乾杯しました。
会のお楽しみはミニコンサート。ゲストは、ヴァイオリニストの平原雅啓さん、ピアニストの実歳陽子さんのお2人で、オーストラリアの楽曲から、子どもたちにも人気の『鬼滅の刃』のテーマソングまで、演奏とトークで会場を大いに盛り上げました。また、去年12月に新たに入会した尾道市のシェーン・オギルビーさん、本間智美さん夫妻がご挨拶。温かい拍手で迎えられていました。
パーティーの最後には芦谷茂副会長が登壇し、「現在、日本の発電用の燃料はオーストラリアから輸入しているものが多く、我々の電力の安定供給に繋がっている」と近年の電力事情を述べ、「オーストラリアと日本の持続的な発展のためにも、我々の協会が架け橋となるよう期待している」と締めくくりました。