2015年11月25日(水)
自然と触れ合い、自立心を育てる
東広島市志和町並滝にある「NPO法人 メセナSUN-CLUB学びの森」。ここでは、地域の自然や文化などの体験を通じて、自立心を育てる活動を行い、小学生から大人までを対象に自然体験活動を提供しています。
自然豊かな場所にあります
自然と触れ合い、スキルを高める
子どもの自然体験学習会は1年間のカリキュラムを組み、自然と触れ合うだけではなく、のこぎりや切り出しナイフといった刃物の使い方、季節の植物の勉強、料理、などの多彩なスキルを高める指導を行っています。学習会では、子どもたちの自立心を育てるため、親子での参加は断っているそうです。現在、20人前後の子どもが参加し、期間は1年間で毎年9月から新規カリキュラムがスタートし、翌年8月に終了します。「まだ続けたい」という声から、多くの子どもが3~4年通い続けているそうです。
また、メセナのスタッフの他に、事前に研修を積んで知識を高めた学生ボランティアも子どもたちの指導を手伝っています。「危険を判断できるようにダメなものはダメ、と教えています。守らないといけないことはキチンと指導し、子どもたちに考える力を身に付けさせています」と、スタッフの佐々木千恵さんは言います。
また、メセナのスタッフの他に、事前に研修を積んで知識を高めた学生ボランティアも子どもたちの指導を手伝っています。「危険を判断できるようにダメなものはダメ、と教えています。守らないといけないことはキチンと指導し、子どもたちに考える力を身に付けさせています」と、スタッフの佐々木千恵さんは言います。
「子どもたちが成長した姿を見るのが楽しみ」とボランティアスタッフ
季節によって、内容を変える
春は、山菜採り、夏は、自分たちで筏を作り敷地内にある池に浮かべる、秋は、毎年木を1本倒して炭を作る、冬は、2~3ケ月かけて秘密基地を作る・・・、といったように毎月、ここでしか体験できない季節にあったカリキュラムを組み、子どもたちと楽しんでいます。
この日は「竹のクラフト」をし、各班に分かれて「どんぐりパン」「ボルシチ風スープ」「スィートポテト」を作った後は、午後から「ピーナッツ堀り」を体験しました。
自ら率先して、調理する子どもたち
調理から洗い物まで全て子どもたちで行います。野菜の切り方もスタッフから教えてもらえるので、回を重ねるごとに上手になっていきます。「ご飯を自分で作るのが楽しい」「自然と触れ合って遊べるのがいい」という子どもたちの声が多いのが印象的でした。
スタッフが見守る中、「スィートポテト」を作っています
作って食べるだけではなく、片づけも自分たちで行います
どんぐりパンを石窯で焼きました
詳しくは、HPにて確認を。(10~15人のグループでの自然体験が可能ですので、問い合わせてみてください)