2015年12月24日(木)
料理を学んで、自宅で一緒に実践しよう
小学校6年生までの子どもたちを対象とした料理教室を開催している「キッズキッチンエンジェル広島」をご存知ですか。ここでは、食育料理研究家の坂本廣子さんに師事しているキッズキッチン協会認定のインストラクターが、子どもたちが自分たちの力で料理を作れるようサポートしています。2010年から広島で活動開始をはじめ、今年で5年が経ちます。
キッズキッチンエンジェル広島の代表、井場恵美子さんは「切る・焼く・煮る・蒸す・炒める、といった基本の調理法から素材まで料理にまつわる色々なことを学ぶことができます。行事食や一汁二菜という大切な日本文化を学んでほしいですね」と言い、坂本さんから学んだ『心と体を育てる文化』を食を通して子どもたちに伝えています。
キッズキッチンエンジェル広島の代表、井場恵美子さんは「切る・焼く・煮る・蒸す・炒める、といった基本の調理法から素材まで料理にまつわる色々なことを学ぶことができます。行事食や一汁二菜という大切な日本文化を学んでほしいですね」と言い、坂本さんから学んだ『心と体を育てる文化』を食を通して子どもたちに伝えています。
この日のテーマは「クリスマスを飾ろう」。各班に分かれて、デモストレーションで学んだことを実践していきます。子どもが主役なので、インストラクターは安全第一に見守りながらサポートをする程度。子どもたち自身で作りあげることが大事だと考えています。
困ったらインストラクターがサポートします
五感をフルに働かせて「感じるチカラ」、料理の作業・段取りなど「組み立てるチカラ」、料理を仕上げる「表現するチカラ」それぞれのチカラを養ってほしい、という思いから、全ての工程をインストラクターがデモストレーションを行った後、子どもたち自身が調理します。包丁やハサミなど、坂本廣子氏監修の子ども用に作られた調理器具を中心に揃えていて、右利き・左利き用があるそうです。
班に分かれることで、子ども同士がお互いに確認しながら調理することができます。この日は、4歳~小学校6年生までが対象でした。上の学年の子が下の学年の子に教えてあげる、という場面もあり、協力して一つのものを作り上げる、という達成感を味わえるのも特徴です。
「料理するのが楽しい」という声も
また、保護者同伴で来てもらい、子どもが料理に取り組む姿をそっと後ろで見守っていただきます。無理に料理させるのではなく、子どもの気持ちを尊重しながら進めていきます。
親御さんは、そっと見守ります
完成した「クリスマスメニュー」
料理教室で学んだことを自宅でも実践できるよう教えてくれるキッズキッチンエンジェル広島。2か月に一度料理教室を開催し、次回は来年2月半ばの予定だそうです。要望があれば出張料理教室も行っているそうです。