2017年3月14日(火)
SNSやインターネットとの付き合い方
他にもLINEのスタンプをあげるからとか、女子高校生になりすまして写真の交換をしようなどと持ちかけて、小学生に裸の写真を撮って送らせたという事例もあります。
子どもにスマホを持たせていないからと安心するのも禁物です。音楽プレイヤーや携帯ゲーム機でもインターネットにつながるものがありますし、家のタブレットなどを使ってアクセスするケースもあります。
何か事件などがあった時、匿名で報道していても、ネットの住民たちは、すぐさま実名や住所までつきとめて公開することがあります。「リベンジポルノ」と言って、以前の交際相手が腹いせに猥褻な画像をさらすこともあります。
インターネットの拡散力はすさまじいので、若い頃の安易な行為が、就職や結婚といった人生の大事な局面で障害となることもあります。
ネット犯罪被害防止意識は「あとがこわい」で覚えて
あ「会わないで」 と「撮らない」 が「画像を送らない」
こ「個人情報をアップしない」 わ「悪口を書かない」 い「いじめない」
犯罪行為と考えずに安易に爆破予告や殺人予告をしたり、名誉毀損と考えずに学校のランキングサイトに嫌いな人ランキングとして実名を記入したり、グループSNSで誹謗中傷の言葉を書き込んだりするのも、子ども達によく見られる行為です。
インターネットに起因する犯罪やトラブルに巻き込まれないようにするためには1人1人のモラルを高めるとともに、家庭でのルールを作り、それを守ること。特に、新しくスマホなどを持たせる前には、よく話し合ってルールを決めておきましょう。
家庭でスマホのルールを決めて
□ ネットで知り合った人とは直接会わない □ 個人を特定される書き込みはしない
□ 下着姿や裸の写真は撮らない、撮らせない □ 人の悪口は書き込まない
□ ID・パスワードは保護者が管理する □ 接続するサイトは保護者に確認する
□ ダウンロードするアプリは保護者に確認する □ 知らない人からのメールは必ず保護者に見せる
□ ベッドやお風呂では使用しない □ 充電はリビングなどの決められた場所でする
□ 利用時間は1日◯時間まで □ ルールを破った時は利用を禁止する
- 子どもがトラブルに巻き込まれた際の相談先は
- お近くの警察署または
ヤングテレホン広島 082-228-3993